少子化対策基本方針

若者への結婚・子育てポジティブキャンペーン

【現状と課題】

近年、未婚者や子どものいない世帯が増加しているとともに、結婚に対する意識が多様化する傾向にあります。その背景として、若い世代の意識や行動形態の多様化に伴い、家族を築くことや生命を継承していくことの大切さへの意識の希薄化が挙げられています。

一方、「人口・経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」(平成26(2014)年内閣府)では、最近の日本の人口減少を望ましくないと考える人が94.3%を占めています。

このようなことから、引き続き、若い世代を中心として県民一人ひとりが、地域社会や学校教育のなかで、少子化の問題をはじめ家庭を築くことの大切さ、子育ての意義について理解を深めていくことが求められています。また、若い世代にとって結婚イコール「自由がなくなる」「責任が重くなる」等のマイナスイメージが先行していることから、結婚や家庭を持つ喜びや楽しさを伝えていく必要があります。

【施策展開の方向】

少子化問題の広報啓発

少子化は、個人の問題としてはとらえ難いものですが、社会の将来を左右する重要な問題として、県民の理解が必要です。

このため、少子化問題の重要性については、それぞれのライフステージに応じて幅広くアピールすることが必要であり、各種イベント等の開催や広報誌、インターネット、メールマガジン等を活用し、様々な機会をとらえて広報・啓発を図っていきます。

生命継承の重要性の啓発

結婚や子育ては、その大変さだけがクローズアップされがちですが、苦労や悩み以上に喜びや楽しみ、さらに子育てを通して学ぶことがたくさんあります。このため、子どもや若い世代に対して、結婚や子育てのすばらしさ、喜びを様々な機会をとらえて、意識啓発に努めていきます

また、中学生や高校生に対して、家庭科学習や乳幼児とのふれあいなどの保育体験を通して、いのちの尊さ、子育ての大切さ、楽しさに関する世代をつなぐ教育を推進していきます。

結婚・子育てポジティブ・キャンペーン

若い世代で未婚・晩婚が増えている理由の第1位として、女性は「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」を挙げています。(「家族と地域における子育てに関する意識調査(2013年)」)

家庭生活や子育ての負担感が浸透している中、自分の家族を持てる素晴らしさ、大切な人と家庭を築き上げる喜びについて意識の啓発を図ります。

【重点施策】

いばらき結婚・子育てポジティブキャンペーンの推進(子ども家庭課)

若者が結婚や子育てに対して持つマイナスイメージを変えるため、結婚や子育てのすばらしさや喜び、大切さを伝えるための広報媒体の活用やフォーラムの開催等による、「結婚・子育て」の意識の啓発を図ります。

「次世代育成プラン」の普及・啓発(子ども家庭課)

少子化問題の重要性を幅広くアピールするため、広報誌やインターネット、出前講座等、様々な機会をとらえて、「次世代育成プラン」の普及・啓発に努めます。