協賛店の声

お仏壇のはせがわ
水戸バイパス店株式会社はせがわ 様

水戸市/2017年6月より協賛

いばらきKids Clubカードが新たなコミュニケーションを生み、広い世代の気軽な来店につながる

御社の概要を教えてください

地域の方に親しまれる「入りやすいお店」が目標

「お仏壇のはせがわ」こと株式会社はせがわのルーツは1929年に創業者が福岡県で開いた仏具店にあり、法人化したのは1966年のことになります。1978年に関東事務所を開設して関東に進出、現在では全国に「お仏壇のはせがわ」129店舗、飲食・食品・雑貨「田ノ実」1店舗を展開しています。

茨城県内の「お仏壇のはせがわ」は、当水戸バイパス店のほか荒川沖店、イーアスつくば店、勝田店、守谷店の5店舗があります。

当店は関東進出の初期に開設された店舗です。長年水戸市堀町で営業していましたが、2015年に現在地に移転・リニューアルオープンしました。水戸市内だけでなく茨城町・笠間市・小美玉市・鉾田市といった広い地域のお客様にご利用いただいております。

経営理念・創業の精神である「信用本位」「感謝報恩」「よろこびのあきない」の下、お仏壇・仏具・墓石・墓所などをあつかい、仏事の気軽な相談窓口として地域の方に親しまれる入りやすいお店を目指しています。

どのような優待サービスを行っていますか?

お仏壇・仏具・墓石を対象とした割引サービス

いばらきKids Clubカードをご提示いただいたお客様への割引優待を行っています。割引率はお仏壇が10%、仏具が5%、墓石が5%となっています。お仏壇や墓石は決して安い買い物ではないので、5〜10%といってもかなり大きな優待になっていると思います。

いばらきKids Clubの協賛を始めたきっかけを教えてください

他県での実績データからいばらきKids Club協賛へ

協賛を始めたのは2017年6月でした。きっかけは、2015年から埼玉県の子育て応援事業への登録をしたことにあります。徐々に埼玉県でのご利用が増加したことがデータ上で明らかになり、そこで茨城県でも同様の子育て支援である「いばらきKids Club」への協賛をしようということになったのです。

当社は全国様々な地域に店舗展開していて、提携先も400〜500社に上ります。ある地域や提携先と行った施策については必ずマーケティング担当者がついてデータ収集・分析の上フィードバックを行っています。よい効果があった施策を積極的に別の地域と連携し水平展開していけるという強みがあるのです。

お客様3世代間の家族のコミュニケーションがねらい

実は、協賛によって期待していたのは「子育て世代の大々的な呼び込み」ではありません。皆さんがイメージなさる「お仏壇・仏具店」というと、メインの客層はご高齢の方、子育て世代よりもさらに上の世代かと思います。けれど一概にそうではありません。

特にお仏壇や墓石をご購入になるお客様の場合、ご高齢の方とそのお子さんの2世代、あるいはご高齢の方とそのお子さんの子育て世代、そしてお孫さんといった3世代で連れ立ってご来店されることが意外と多いのです。

子世代・孫世代と相談しながらお仏壇を決めるのは、いずれ子どもや孫に引き継いでほしいという想いがあるからではないでしょうか。自分の位牌が納められるお仏壇だとしても、自分独りのものではないという考えの方々が増えたように感じています。

そのようなシーンの中で、お子さん世代がいばらきKids Clubカードを使用してくれたら嬉しいです。「ほら、こんなに安くなったよ」といった、ご家族の新たなコミュニケーションが生まれます。こうした体験が「あの店は入りやすい」というイメージにつながり、ひいては「あの店だったら気軽に相談できる」といった店舗に対する親近感・信頼感に結びつきやすくなります。広い世代のお客様にご来店いただける1つのきっかけになりました。

協賛店になって、どうでしたか?

一定の効果はあるが、まだまだ認知度が低い

データでは、2021年度(4月〜3月期)、2022年度とも荒川沖店、勝田店、守谷店、水戸バイパス店でのいばらきKids Clubカードのご利用がありました。2021年度のご利用実績は、お仏壇7基のご購入を含む261件。2022年度も9月までの売上実績を分析すると、同程度の実績になると思います。ご利用件数や売上、お仏壇・仏具・墓石の部門別内訳などは月次で県にもレポートを送っています。

なかなか良いデータ推移ですが、埼玉県でのデータと人口比較を考慮すると、まだ伸びしろがあると考えています。制度の認知度が上がれば現状の1.5倍はご来店いただけるというのが当社の分析です。

ワンランク上の商品を試すきっかけにも

協賛開始後に、お客様の年齢層が変化するほどの影響力はありませんでした。しかし店頭告知やスタッフからの案内で「いばらきKids Clubカードが使えるんだ」と驚かれるお客様も多く、そこから店員とお客様の間で新たなコミュニケーションが生まれるという効果がありました。

コミュニケーションの結果、特にお線香といった手軽な商材で「優待があるのだったら、ワンランク上のものを買おうか」となるお客様も多くいらっしゃいます。

私たちの店舗ではオリジナルのお線香やろうそくを取りそろえているだけでなく、日常的にお使いいただける他の商材にも注力しています。例えばお供え物として開発されたちりめんの匂い袋「甘美 香の花」シリーズは、仏事だけではなく普段の玄関置きに購入されるお客様も多いのです。いばらきKids Clubカードが新たなコミュニケーションを生み、新しい商品を手に取っていただくきっかけになるといいなと考えています。

お仏壇の購入では子育て世代の意見が重視される

協賛時に考えていた2世代・3世代の家族のコミュニケーションも順調です。例えば、亡くなったおじい様のためのお仏壇を探しにおばあ様・娘様・お孫様の3世代で来店されたご家族がいました。娘様が店内でいばらきKids Clubの告知を見つけ、お仏壇の優待があるのか尋ねられました。お仏壇10%、仏具5%の優待をご案内したところ、おばあ様もよろこばれ、娘様もおじい様のお仏壇購入に貢献できたと喜ばれていたそうです。

今お仏壇のトレンドは、宗教色の強い伝統的なものからインテリアとしても楽しめるようなものに変化しています。こうした変化は、お仏壇の機能が「仏様をお祀りする場所」から「故人様も含めた家族がいっしょに心安らかでいるための場」に変化していることと、お仏壇を継承する子育て世代の若い世帯には仏間がないといったことからです。

私たちも変化を受けて、カリモク家具株式会社さんをはじめとする国内家具メーカーと共同開発したモダンなお仏壇のラインナップを充実させています。2世代・3世代で来店されるお客様の場合は、子世代の意見でモダンなお仏壇を購入される親世代が多いのです。いばらきKids Clubカードは、こうした時代に沿った新たなニーズをつかむきっかけにもなりうるのではないでしょうか。

協賛店であることを周知するための工夫はありますか?

サービスの周知拡大がこれからの課題

お客様向けとしては、店頭でのポスター・ステッカーの掲示、のぼりの設置を行っています。また優待をお客様が逃すことのないよう、カウンターでの声がけも徹底しています。

社内での取り組みとしては、多くの提携先との施策と同様にイントラネットに上げ、スタッフが一目で対象商品や割引率がわかるようにし、機会を逃すことのないようにしています。実際に店頭掲示やお声がけで、初めていばらきKids Clubカードが利用できると気づくお客様が多く、さらなる周知がこれからの課題です。やはり利用できると知っていてご来店いただくのが理想ですから。

掲示板機能の活用と協賛内容に変化をつける

仏壇・仏具店というと、敷居の高い店舗と思われがちです。もっと気軽に入店できる商材も扱っていることや、仏事や法事について安心して相談できる窓口でもあること、今注力している水戸発の樹木葬+永代供養「水戸メモリアル沙羅の郷」のように亡くなった後のことも安心して任せていただけることなど、アピールしたいことがたくさんあります。

いばらきKids Club公式サイトの「協賛店からのお知らせ掲示板」機能を活用して、商材やイベント等のご案内をしていくことを考えています。

また協賛内容も期間限定のキャンペーン等に合わせ、短期的に変化させることも計画中です。今後茨城県での内容は未定ですが、他県の実績では単なる値下げ優待ではなく、当社が展開する食のライフスタイルショップ「田ノ実」のオリジナルブランド米のプレゼントキャンペーンを実施したこともあります。そのキャンペーンはおかげさまで好評でした。

現在行っている『いばらきKids Club』協賛店のお知らせ方法

店内やカウンターからのキャンペーン周知のお声かけ、店舗利用時に気づいてもらえる場所に掲示物を設けたりと工夫をしています。

  • POINT1ポスター・ステッカーの掲示
  • POINT2ミニのぼりの設置
  • POINT3店内でのお声かけ

いばらきKids Clubの協賛を検討している方にメッセージを

子育て世代がメインターゲットではない事業者にもおすすめ

いばらきKids Clubの協賛は、新たな顧客層の開拓やリピーターの増加につながりうるものだと思います。実際に私たちの場合は、いばらきKids Clubカードの利用により店員とお客様の間や、お客様3世代間で新たなコミュニケーションが生まれました。大きな効果になっていると感じています。

「うちのメインターゲットは子育て世代ではない」「うちの業種は子育てと関連しない」などの先入観にとらわれず、ぜひ協賛を検討してみてください。

協賛店データSHOP DATA

お仏壇のはせがわ水戸バイパス店

住所:310-0852 茨城県水戸市笠原町1189-2 グリーンヒル西野ビル
https://www.hasegawa.jp/

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